幼なじみ物語2
夜、碧依と大輔が、幸せそうな笑顔で報告にきた。
それを俺は、泣いたのがバレないように、暗闇の中で聞いた。
声の震えを抑えながら、いつものトーンで「おめでとう」って。
けれど、多分大輔にはバレてたと思う。
やっぱり双子だから。
こういう時双子って、すごく不便だ。
バレたくないのに、バレてしまう。
分かりたくないのに、分かってしまう。
そんな思いは、今までだって何度もしてきた。
これからだって、多分するだろう。
けれど、大輔とならいいかなって、そう思えた。
それを俺は、泣いたのがバレないように、暗闇の中で聞いた。
声の震えを抑えながら、いつものトーンで「おめでとう」って。
けれど、多分大輔にはバレてたと思う。
やっぱり双子だから。
こういう時双子って、すごく不便だ。
バレたくないのに、バレてしまう。
分かりたくないのに、分かってしまう。
そんな思いは、今までだって何度もしてきた。
これからだって、多分するだろう。
けれど、大輔とならいいかなって、そう思えた。