幼なじみ物語2
秋。

俺たちは信州へと修学旅行に行った。

碧依とは違うクラスだから当然行動も別。

こんな時、大輔がいればって思うけど、もちろん大輔も別。

正直言うと、あんまり行きたくなかった。

クラスに友達がいないわけじゃない。
毎日バカやって笑ってる仲間がいる。

だけど、結局俺は大輔や碧依といる時が1番楽しくて落ち着くんだ。

そんな2人を遠くから見つめる。

俺がいなくても2人は楽しそうに笑っていた。
なんだか寂しくなった。

そんな気持ちのまま、修学旅行はスタートした。




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