幼なじみ物語2
「俺っ‥大輔と双子で良かった‥碧依とっ‥‥幼なじみで良かった」


泣きながらいう俺を見て、なぜか碧依も涙を流した。


「あたしも2人と幼なじみで良かったよぉ~」


泣きわめく俺たちを、大輔は必死になだめていた。

近くにいた先生たちが俺たちにかけよった。

状況が飲み込めなくて、ただ慌ててるだけだったけど。

嫌だった修学旅行も、大輔と碧依のおかげでいい思い出となった。




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