幼なじみ物語2
卒業式のあとは、俺の家でパーティーが開かれた。
「悟、大輔、碧依。卒業おめでとう」
父親がビールの入ったグラスを前に出しながら言った。
「ありがとう」
俺たち3人もジュースの入ったグラスを持ち、父親のグラスにあてた。
カチンと音がして、中の液体が少し揺れた。
「3人も中学生になるのね。早いわねー」
碧依の母親が微笑みながら言った。
正直なところ中学生なんて実感、全くわいてなかった。
1つ大人に近付く、ぐらいにしか思ってなくて。
俺たちの関係は何も変わらないって、そう思ってた。
「悟、大輔、碧依。卒業おめでとう」
父親がビールの入ったグラスを前に出しながら言った。
「ありがとう」
俺たち3人もジュースの入ったグラスを持ち、父親のグラスにあてた。
カチンと音がして、中の液体が少し揺れた。
「3人も中学生になるのね。早いわねー」
碧依の母親が微笑みながら言った。
正直なところ中学生なんて実感、全くわいてなかった。
1つ大人に近付く、ぐらいにしか思ってなくて。
俺たちの関係は何も変わらないって、そう思ってた。