幼なじみ物語2
次の日、俺たちはいつも碧依と通っている通学路を2人だけで歩いた。
碧依はまだ家にいる。

いつも一緒に歩く通学路。まだ3人とも1人では歩いたことがない。

碧依は1人で来るはずだ。それが俺たちの狙いだった。

碧依の性格的に、多分置いていったことの文句を言いに俺たちの元へくるはずだ。
これがクラスに溶け込むきっかけになればと、大輔と考えた。

俺たちは珍しく、碧依のクラスの友達のところにいた。
楽しく話していると、碧依が現れた。




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