幼なじみ物語2
「悟いるー?」


いきなり入ってきた碧依。その時俺たちが手に持っていたのは、運悪く下着。


「きゃっ‥何持ってんのよぉ」


そう言ってドアの向こうに隠れる碧依。俺は下着をカバンに入れると、碧依の元へと行った。


「ノックぐらいしろよ」

「だっていつもノックなんかしないから」


顔を手で隠しながら言う碧依。今更隠したって遅いのに。


「で、どうしたの?遊びに来ただけ?」

「そうそう。今日は用事があるの」




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