幼なじみ物語2
そしてやっぱり男女の部屋は行き来禁止。碧依に会いに行くこともできない。
俺はとりあえずロビーに下りてみた。

すると、そこには碧依と百合の姿があった。ついでに大輔も。
俺は3人の元へと行った。


「おーい」


俺は近付くと声をかけた。


「何俺抜きで密会しちゃってんの。寂しいじゃんかよ」

「あっ、悟ー。待ってたよ」


笑顔で、しかも可愛く言う碧依。
ヤバい。おさまれ俺の胸。ドキドキ言って止まらない。


「お前も誘えよ」


気を紛らすように大輔に文句を言ってみる俺。


「だってお前誘いに行ったらいなかったからよ。玉川たちもいなかったし」

「ああ、多分風呂行ってたかも」

「じゃあ意味ねーじゃん」


そう言いながら俺の頭を軽く叩く大輔。それを見て、碧依と百合は笑ってた。




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