幼なじみ物語2
最終日の大阪での自由行動は、とにかく4人ではしゃいだ。俺たちの絆は、百合も入れてもっと深くなった。
簡単には壊れないって信じてる。
いや、今なら自信持って言える。絶対に壊れない。

そんな感じで俺たちの修学旅行は終わった。楽しくてあっという間で、最高の思い出になった。


「ただいまー」

「おかえりー」


俺たちが家に帰ると、母親がパタパタとスリッパを鳴らしながら出迎えた。


「どう?楽しかった?」

「うん。楽しかったよ」

「そう。なら良かった。今日はお隣でご飯だからね」


そう言うと母親は戻っていった。
俺と大輔は荷物を持って部屋へと上がった。




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