幼なじみ物語2
碧依はそう言ったけど、もしかしたら俺たちと同じ高校に行きたくてT高にしたのかもしれない。
T高なら俺も大輔も余裕で入れるから。


「じゃあ俺らもT高にするかぁ!なっ、大輔」


俺はにぃーっと笑いながら大輔を見た。大輔も笑いながら頷いた。


「もちろん」

「やったぁ!高校でも一緒だぁ!」


碧依は両手を挙げて喜んだ。

やっぱり俺たち3人は離れることなんてできなくて。3人一緒じゃないと落ち着かない、かけがえのない存在なんだ。




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