幼なじみ物語2
俺は立ち上がった。


「俺抜ける。透んち行ってくるわ」

「ちょっと悟!!」


碧依の呼び止めも無視して家を出た。

いくら碧依といられるからって、毎日勉強は勘弁。

俺は連絡もなしに透の家へと行った。多分あいつなら勉強してないはず。

透の家に着くと、インターホンを押した。


「おっ、悟じゃん」

「よっ。遊びきた」

「まぁ上がれよ」


俺は透の家へと入った。

玄関にはたくさんの靴。誰か遊びに来ているらしかった。

部屋のドアを開けると、そこにはいつものメンバー。


「あー!悟だぁ!」

「お前ら何やってんの?」


そこにいたのは、武司、肇、七海、明子。


「夏休みだよ。遊んでるに決まってるじゃん」


当たり前のように言う七海。

そして俺はある人物を見つけた。




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