幼なじみ物語2
俺は立ち上がると、実妃の座るソファへと行き、腰を下ろした。
「さとちゃんとだいちゃんバカだねー」
「うるせーよっ」
ケラケラと笑う実妃のおでこに一発でこピンをくらわした。
「いたぁいっ」
それでもケラケラ笑う実妃。
実妃と碧依は笑いのツボが似てる。
ずっと姉妹のように育ってきたからだと思う。
「じゃああたしは帰るね」
立ち上がる碧依を俺は引き止めた。
「あっ、碧依っ。今日明子と七海に会ったんだけど、今度遊ぼうってさ」
「んー、分かった。ありがと」
「お前勉強ばっかしてないで百合達とも遊べよ」
「お生憎様」
碧依そう言って、べーっと舌を出して帰っていった。
やっぱり俺は今の関係のままでいいや。
無理に行動に移さなくたって、いつか碧依に想いが伝わる。
俺はそう思っていた。
とにかく今の関係を崩すのが怖かった。
「さとちゃんとだいちゃんバカだねー」
「うるせーよっ」
ケラケラと笑う実妃のおでこに一発でこピンをくらわした。
「いたぁいっ」
それでもケラケラ笑う実妃。
実妃と碧依は笑いのツボが似てる。
ずっと姉妹のように育ってきたからだと思う。
「じゃああたしは帰るね」
立ち上がる碧依を俺は引き止めた。
「あっ、碧依っ。今日明子と七海に会ったんだけど、今度遊ぼうってさ」
「んー、分かった。ありがと」
「お前勉強ばっかしてないで百合達とも遊べよ」
「お生憎様」
碧依そう言って、べーっと舌を出して帰っていった。
やっぱり俺は今の関係のままでいいや。
無理に行動に移さなくたって、いつか碧依に想いが伝わる。
俺はそう思っていた。
とにかく今の関係を崩すのが怖かった。