エセ王子様

あの日から2ヶ月程経った
それからと言うものクラスの皆とも打ち解けることができた
もちろん瀬戸なんちゃらと会うことも無かった

「え~、いまから文化祭の出し物きめるぞ~」
は・・・ 文化祭といえば秋でしょ!!
ねぇ!?皆そう思わない??
「琉李!?どうしたのボ~として?」
はっ
「文化祭って秋にするもんじゃないの?」
「う~ん・・・どうなんだろうね」












「ではこのクラスの出し物はメイド&ホストカフェに決定!!」
なんじゃそりゃぁぁぁ!!!!
メイド!!ホスト!!カフェ!!
ふざけんなぁぁぁ
「役割は放課後決めとけ
 佐上はこの紙に役割担当の名前書いて職員室に来い。忘れるなよ」
何で私が・・・
ケッ 先生の陰謀だ!!
「先生何で私なんですか」
「そりゃ、学年委員だから?」
疑問を疑問系で返すな
・・・っあれ??
が・く・ね・ん・い・い・ん
何ですかそれ
「その学年委員って1人でするんですか?」
違うよね・・・
お願い!!違うって言って!!
「もう1人いるぞ
 隣のクラスの瀬戸崎だ」
まさか瀬戸崎とはあの瀬戸なんちゃらのことなのか?
なんで選ばれたの私
「こないだのテストの上位2名が学年委員やることになってたんだ
 たしか言ったはずだが」
聞いてな~い



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