龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中
蛇樂に怒黒
それからの2人の行動は早かった。
フェンスまで走り寄ると、そっとグラウンドを覗く。
2人の動きが、息がぴったり合っていることにも気づかなかった。
もうそこには甘い雰囲気など微塵もない。
「「「さっさと出てこいやぁ!!」」」
「「「空炎もまとめて相手してやるよ!!」」」
グラウンドには、無数の人とバイクがうごめいている。