龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中


突然背後から聞こえた声に、ビクッと肩が跳ね上がる。




『……びっくりさせないでよね』




普段と違う話し方だから不覚にも焦った。




『敵がここまで来たのかと思ったじゃん、拓也君』



「ふっ。
あいつらはどんなに怪我を負っても、絶対にグラウンドで足止めするさ」



『そうだね』




それだけは、何よりも信じられる。


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