龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中


私と拓也君は、グラウンドを見ながらしゃべっている。



みんなが喧嘩してるところから、私が目を逸らしちゃいけない。



だからこそ、やられてるみんなも必然的に目に入ってきて。




『あっ』




1人2人と、起き上がれなくなった子も出てきた。



すぐにでも飛び出したい気持ちを、拳を握って必死に押し込める。



ほんとだったら、私は割り込むべきじゃないから。


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