龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中


「ひ、め……?」




ビンが割れた音のせいで静まり返った空間に、啓太の声が響く。




私、一気に注目されちゃったな……。



いくら何でも、こんな派手な登場はしたくなかったんだけど。





「女だぁ!!女がいるぞぉ!!」




みんなが唖然と私を見つめる中、敵は色めき立った。



優兄と黎兄に至っては、呆れたように額を押さえてるけどね。


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