龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中


投げた男の下敷きになった人も含めて、今ので3人がのびた。




『きもい。まじで鳥肌たった』




のびた男を見て、冷たく吐き捨てた。



そのときはじめて、悠基がすぐ隣まで来ていたのに気がついた。




「だったらんなヤローに触ってんじゃねぇよ」



『ふふっ』




私が勝手に屋上から出てきたことよりも、男に触れたことに怒るから、思わず笑ってしまった。


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