龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中


……なんて考え事をしていたら、目の前に影が落ちるのに気づくのが遅れた。



気づいたときには、拳が降り下ろされ始めていて。



とっさにその拳を受け止めようとしたら、横から腕が伸びてきた。





女である私が、自分の力じゃ決して手にいれられないもの。



それは力でもなければ、俊敏さでもない。



身長、だ。


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