龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中
「……あ?」
「お前が守んなくても、その女は十分強ぇじゃん。
てか、お前より強ぇんじゃね?」
「……だから?」
「あぁーもう、焦れったいなぁ。
要するに、銀姫ちゃんはもうほっとけばいいじゃんって話。
天姫なら最強だし守る必要ないよ?」
――ズキッ
そうだった。
忘れてたけど、私が銀姫になったのは私の身を守るためだったんだ。
確かにこいつら2人の言う通りだけど、ここで見放されるのは……きつい、なぁ。
悲しすぎる。
なんて、正体を隠した私をここまで守ってくれていただけでも、ありがたいことなんだよね。
「……てめぇら、ばか?」