超短編 『招待状』 最後のディナー編
俺は自分のデスクに戻りながら、考えた。
俺が間違えて発注した分の残りが、丁度出荷数なんて変だな。
しかも、会社のキャンペーン等で配るものではないぞ。
こんなもの。
俺は引出しを開けた。
それが入っている。
わが社の最低の商品『ドンゴロスちゃん』。。。
可愛くも不細工でもない中途半端なデザインの携帯ストラップ人形だ。
サイズも中途半端で携帯に取り付けると非常に邪魔になる。
ポケットへの出し入れで引っかかる。
しかし、そのデザインは社長がしたもんだから、改良も廃番にもできない。
社長も意地になって営業マンに喝を入れた。
だが、全然売れない。
俺が売ったのだって、わが社との取引を進めたい会社が無理に買ったものだ。
当然、社長へのご機嫌取りだ。
俺が間違えて発注した分の残りが、丁度出荷数なんて変だな。
しかも、会社のキャンペーン等で配るものではないぞ。
こんなもの。
俺は引出しを開けた。
それが入っている。
わが社の最低の商品『ドンゴロスちゃん』。。。
可愛くも不細工でもない中途半端なデザインの携帯ストラップ人形だ。
サイズも中途半端で携帯に取り付けると非常に邪魔になる。
ポケットへの出し入れで引っかかる。
しかし、そのデザインは社長がしたもんだから、改良も廃番にもできない。
社長も意地になって営業マンに喝を入れた。
だが、全然売れない。
俺が売ったのだって、わが社との取引を進めたい会社が無理に買ったものだ。
当然、社長へのご機嫌取りだ。