超短編 『招待状』 最後のディナー編
突然、俺の内線が鳴った。
「はい、営業の長倉です」
「あの、速達で郵便が届いてますよ」
総務の亜沙子さんだ。
声でわかった。
独特の明るい声で、社内でも評判がいい。
噂では社長の親戚だというが、あの鬼瓦のような顔とだみ声からは、まったく想像できない。
俺は総務に郵便を取りに行った。
総務は営業とは別の階にある。
総務で速達を受け取り、その場で開けた。
見覚えのない会社からだった。
中には招待状が一枚入っていた。
「なんだこれ。招待状だな」
俺は思わずつぶやいた。
「なんの招待状ですか」
「何だろう、、、。最後のディナーってかいてあるな」
「最後の・・ですか。なんか変な招待状ですね」
「でも、場所は超一流のホテルだよ」
「いいな。私もそんなところで食事したいな」
「俺でよかったら今度、どう?」
「ほんとですか、うれしい」
「はい、営業の長倉です」
「あの、速達で郵便が届いてますよ」
総務の亜沙子さんだ。
声でわかった。
独特の明るい声で、社内でも評判がいい。
噂では社長の親戚だというが、あの鬼瓦のような顔とだみ声からは、まったく想像できない。
俺は総務に郵便を取りに行った。
総務は営業とは別の階にある。
総務で速達を受け取り、その場で開けた。
見覚えのない会社からだった。
中には招待状が一枚入っていた。
「なんだこれ。招待状だな」
俺は思わずつぶやいた。
「なんの招待状ですか」
「何だろう、、、。最後のディナーってかいてあるな」
「最後の・・ですか。なんか変な招待状ですね」
「でも、場所は超一流のホテルだよ」
「いいな。私もそんなところで食事したいな」
「俺でよかったら今度、どう?」
「ほんとですか、うれしい」