家庭教師は恋人?!
一週間後…。
「笑嘉ー。今日の6時から先生来るからそれまでに
帰ってきなさいよ!」
「う、うん、わかってるよー。ってか何歳なの?
男?女?」
「男だったような・・・。年は何歳だったけ?お母さん忘れちゃったw」
てへっ!
いい年しててへっはないでしょw
「とにかく学校行ってきます!!!」
その日の私はまるで死んだ魚のようだと後から洵に聞いた。
*。帰宅。*
「ただいまー。」
「おかえりー。」
っと山びこのようにすぐ母からの返事が帰ってきた、
…っとその次の瞬間後ろから若い20才位と思われる男がひょこっと顔を出した。
「お帰りなさい。お邪魔してます。」
「お母さん…我が子が居ながらにそんな若い男と…お父さんが死んでまだ一年しかたっていないのに…」
…沈黙
「やぁーねぇ。パパはまだ死んでないじゃないのw(笑)しかもこんな若いひとお母さんからしたら息子でしょー(笑)」
「プスッブハハハハ」
っとその若い男が笑い出した。それにつられて三人で爆笑。
「で、私の家庭教師はその人?」
「そうよ」
「俺です。よろしく、」
軽く頭を下げた。
それにつられ私も頭を下げた。