出会いは密室で[完]
▼バレた...?!
――――――――……。
帰り道
周りのものすべてに
色が見えなくて
砂嵐がかかってるみたいだった。
「ただいま...」
「「おかえりなさぁーい!!」」
「え。」
扉を開けた瞬間、
玄関には見慣れない靴が
たくさん揃えられていた。
「お、おばさんたち!なんで?」
小さな居間には
おばさんやおじさんたちが勢ぞろいしていた。