出会いは密室で[完]




「じゃあまたねっ。遥人、優科ちゃん」


「う、うんっ...」


桐野くんはなにも言わず、


冴美ちゃんを見送った。





さぁ……。


いまなにが起こったんだろう...。




一生懸命頭の中を整理する。




全部が
早送りみたいに過ぎてって、


なにがなんだか分からない。




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