出会いは密室で[完]




ドキンッ―――――――


ややや、やっぱり...。




女子たちが騒がしくなる
原因を作ったのはやっぱり



桐野くんだった。



すぐ前に向き直ったあたしは

彼のコスプレ姿を
ろくに眺めることが出来なかった。



「ジンジャエールとカルピス。」


「え………」


また不意打ち。



桐野くんは
あたしたちのジュースを運んでたんだ。





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