出会いは密室で[完]





「んなわけねーだろ」


え…?


ホッ――――――――


ん?
今あたし、

ホッとしてた...よね。



な、なんで...
意味分かんない…。



「そっか。じゃあそろそろ教室戻らないと、優科っ」


「あっ、うん。そうだね...」


我に返ったあたしは、

渡り廊下から校舎に入る
茉那のあとをゆっくりと追った。





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