出会いは密室で[完]




なんなのまた偉そうにー…。


無理に決まってんじゃん、
あたし背高くないんだから…。



「無理だって...」

「ほら。早く」

「う...」



仕方なく
あたしは高いフェンスに手をかけた。



「んんっ...」

一番高いてっぺんまで
手が届かないよー……。



「なにやってんだよ...」

「だ、だってぇ…」


すると

大きな手が上から伸びてきた。




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