LOVE TASTE

ーー…







がやがやと賑わいを見せる駅前の大通り








その中で一際目立つオシャレな建物




「雪、ここだよ!!」



「うわぁ〜!!かわいい!!」



わたしも美久も目を輝かせ建物を見た





「じゃ、入ろっか」




「うん」



『いらっしゃっいませ』



入った瞬間に聞こえてきた店員さんの声





中は外見同様とてもオシャレで…だけど落ち着いた雰囲気




「あたしミルクティー雪は?」




「うーん…オレンジジュース!!」





かわいらしいですねっと店員さんに笑いながらに言われて



少しだけ恥ずかしくなった






「美久最近順調なの?」





「うん、まあね…でもさぁ」





から始まった美久の弾丸トーク







よっぽど溜まっていたのかな






でもなんだかうらやましい


こうして好きな人の話ができること



自分しか知らない大好きな人を持ってる
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