チョコ色の放課後


何かに悩んでいるわけではない。

俺は、夢であった教師になり、充実した毎日を過ごしていた。


学校が好きで、生徒が好きで、体を動かすことが好き。

「先生!先生!」と俺を呼ぶ生徒達を心から大事に思う。


好きな仕事ができる幸せは、日々感じてる。


なのに、なんだろうな・・・この心の中の空間。


ぽっかり空いた穴のようなものが、だんだんと大きくなる。



< 3 / 70 >

この作品をシェア

pagetop