ヤンキー愛を誓う
ずっとオレは一人だと思ってた
自分には誰もいないと…
でも違ったんだ
こんなオレを夢だと言い
手を差し伸べてくれる人が
いたんだ
「…先生…」
「オレ教師になるよ」
先生みたいなさ
「――それから」
「オレはこの学校の試験
受けて本当に教師に
なったんだよ
安達先生みたいに誰かの
救いになれるように」
「でも」
「正直オレはお前達の
気持ちなんて分からねぇよ
超能力者ぢゃねぇんだし
だけど分かろうとすることが
オレの気持ちだ」