ヤンキー愛を誓う
それからあたし達二人の
生活が始まりあたしは
学校に行かなくなった――
「あれ」
「何…?ドアに何か…」
「!!」
「なっ…何これっイタズラ!?」
「修!!警察に電話っ…」
「加那!!ごめん…
これオレの借金なんだ
実はオレん家小さな会社
やってたんだけど
潰れちまって…借金がかなり
あってオレんとこまで
取り立てにくるんだよ
オレも少しでも返そうと
頑張ってるけどそう簡単には
いかなくて…」
「ぢゃああたしも働くっ!!」
「えっ…。そんな加那が
そんなことしなくても…」
「いーのっ!!二人で稼いだ
方が楽でしょ?」