幸せというもの。


も、もしかして・・・

「まま、、も、もも、もしかして、あたしが寝ちゃってる間にお出かけしちゃって、帰ってきたの??」


「・・・・・」


うぎゃー!お出かけ楽しみにしてたのにー!!

あたしは頭を抱かえて、座席にまた寝ころんだ。

左右に体をゴロゴロと揺らしていると、
お母さんが口を開けた。


「違うわ、希ちゃん。お出かけはまだ始まったばかりよ♪  でもね・・・」

「え?!本当?よかった~!あ、そういえばおばあ・・・」

しかし、あたしの言葉はお母さんの言葉によって遮られた。


「っでも・・・でもね!それより、希ちゃん!あなたに謝りたいことがあるの!!」



・・・え?
あたし何かしたっけ?


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