幸せというもの。
†+*入学式*+†
あたしは高校生になった。
あたしの通う高校は『霧ノ原(きりのはら)学園』。
そして今、あたしは霧ノ原学園の校門を通過したところだ。
この高校は結構有名だけれど、
そこら辺の制服よりも
何倍も可愛いということで、
有名という方が正しいのかもしれない。
そして、なぜか服装に関しては
指定されていないので、
女子のほとんどの人がスカートの丈を短くしていた。
あたしは短いようで、少し長いような・・・
という微妙な着こなしだ。
この長さには訳ありで、一回短くしたものの
自分にはあまり合わなかった、という理由で
この丈の長さになったのだ。