幸せというもの。



しばらくすると遠くから
ソプラノの大合唱のような声が聞こえてきた。



「「「きゃーー!龍弥様ー!!」」」

「「「今日も素敵ですぅーー!!!」」」



そこにはある一人の男の人が手を振って歩いていた。



「おはよう。そこの可愛いお嬢さん方。」



・・・は?
こいつ何様?
てか、何なのその言い方・・・
正直、気持ち悪い。


しかし、周りの反応は・・・

「「「きゃーー、あの笑顔がたまらないないわー!!」」」

「「「可愛いって言われちゃったー///」」」


な、なんだ、この反応は・・・。
あたしっておかしいのかな?


そんなことを考えていると、後ろから誰かか飛びついてきた。


「おはようでーす!希ちゃん!」

こ、これはもしや・・・

「咲那ちゃん?!」

後ろを振り向いたらやっぱりそうだ。


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