〜コ―ルセンター〜
「はい。あっ、そうです。」



「お名前はなんと仰いますか?」


「神田 純太です。」



「神田さんですね。お待ちしておりました!」

「それではご案内致しますのでこちらへどうぞ。」



「あっ、はい・・・。」

僕は会議室へ案内された。

壁の2面がガラス窓になっている物凄く眺めの良い会議室へ。




「すんなり行ったぞ!!」



この時点でちょっと満足気だった。

最低限の言葉を発しただけで、お姉さんにただ案内されていた・・・にも関わらずだ。


そんな自分の不甲斐無さには微塵も気付いていなかった。



ピシっとしなけりゃならない歳だろう?!   

「22歳!!」
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