私とアイツの生活日記☆
「あのね、言い忘れたことがあって…。」

「??」

「私、料理も掃除も洗濯も何もできない…。」

「はぁ!?」


俺の夢は一瞬で打ち砕かれた。

むしろもう1人分増えたから…
俺の仕事が増えたわけだ…。


「もうなんでもいいわ…。」


俺がそう呟くと、麗亜はしょぼんと肩を落としてソファに座った。

ちらりと麗亜を見ると、持参したらしいくまのぬいぐるみをギュッと抱いていた。
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