Significant play
「ありがとうって、思うんならさ
・・・・ボクと、試合しない?」
ニヤッと、笑うボク。
突然のボクの挑発に、驚くアイツ。
周りはいっそう騒がしくなった。
「・・・アイツ何やってんだ?
尾崎副部長に試合を申し込むなんて」
ふーん。
副部長なんだぁ。
じゃあ、帝明の力がどのくらいなのか見せて貰おっと。
ボクは、バッシュを履いて勝手にテニスコートに入る。
「ねぇ、尾崎副部長?
ボクとさ、試合しようよ。」