★短★思うは君の事ばかり
その日の夜は
夢に大地がでてきた
一緒に歩く
私と大地の間に

“大ちゃん”

と、あの娘が走ってくる。

私の横で二人は
仲良く手をつないで
私をおいて歩いていく。

大地!

呼んでも声にならない。

行かないで

大地!


大地は振り向かない

振り向いたのは
あの娘。


私に不敵な笑みで
何か言ってる


でも、聞こえない


そんな夢だった。


おかげで、いつもより1時間も早く目が覚めて

その分早く、家をでた。
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