私の恋
たしかに 可愛い子やなとは
思ってたけど・・・。

なよすぎやろ。

ま ヘタレは好きやけどな。
「自分、可愛いなぁ―」

思ったままを言っただけなのに
今まで 前を向いていた顔が くるっとこちらを向く。

「・・・!?」

な 何なに?


「可愛くない。俺は女子じゃない。」


そう言って前に進んでいく。

可愛い――!

やば ツンデレかww


私は ふふふっ
と笑いながら
秋についていった。


もちろん
教室に戻るために。






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