私の恋
帰り道。
私は なんかモヤモヤしていた。
だってさ・・・!


「ホンマ、ごめんな!」

「いや、いいけど」

「ウチ、いっつも寝る時左に傾くねん。ごめんな!」

「うん。だから大丈夫やって!」

秋は笑いながらそう言う。

・・・嬉しいくせに。


友達みたいな可愛い子が 肩で寝てて嬉しいでしょうね!



「・・・・。」


私は なんか
怒っていた。

友達も友達やん!
彼氏欲しかったんやったら
そんな方法使わんくてもいいやん!

むかつく・・・・。



あれ これって
ヤキモチ・・・・?


自分のきもちに
疑問を抱き
秋の顔をみる。

「・・・・何?」

秋は私に気づくと そういった。


「別に―!」


まさか・・・ね。



違う


これは恋じゃない





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