藍色の砂



『コウくん…』



なんて言えばいいのかな。
伝えたいことがありすぎて、
言葉が埋もれてる。



カッコ良く見送りたいんだけどさ。
あまりにもキミが眩すぎて
戸惑っているよ。



ゆっくり微笑んで



ボクなりのサヨナラを。





『キレイだよ。』










もう手の届かないキミへ─────












【 完 】

















< 200 / 201 >

この作品をシェア

pagetop