藍色の砂
4. 嫉妬
許されなくてもいい。
キミの全てが手に入るなら。
例え最悪の結末を迎えても
ボクの気持ちにウソはない。
ねぇ、いいかな?
キミを奪いたいんだ。
キミがサインをくれたら
迷わず行くよ。
だから泣かないで。
次こそはこの手を握れよ。
そして言ってほしい。
『コウくん』って。
どうかボクを選んでほしい。
もう少し早ければ…
もう少し早く出逢っていれば…
また違った結末を迎えていたのかな…。