☆俺様彼氏の愛する女(ヒト)☆
(達也サイド)





あれブランコ乗ってるひとって





朱音じゃないか?




だとしたら手帳を返そう





「ちょっと待っててくんない」







隣で話していた巽を離し




朱音のそばまで近寄った







「なぁ...」






俺が後ろから話しかけると







朱音はビックリしたような顔をし





「今日はありがとうございました」






だけ言うと



近くに止まっていた自転車に乗り



帰っていった



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