未遂探偵J
「…どうも、林さん」

「!…貴様、誰だ!?」

ジョーが稲本と林の前に現れた。

「あららら、オレの事をご存じないとは…はじめまして、未遂探偵Jです…」

「フッ…貴様がJか…と、いう事は全て聞いていたのかね?今の会話を…」

「…会話を聞いた?いやだなぁ、聞いたどころかちゃーーーーんと録音させてもらってますから。」

「…かちゃ。」

『…あぁ、言われなくてもそのつもりだ。そして、その後に君の亡骸はキレイに始末させてもらうよ…君の奥さんや娘のように…』

「…かちゃ。」

「ね?」

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