未遂探偵J
~名探偵は2度笑う~
「…パシュッ!!」

「ッ!!!」

殺し屋はジョーに向けていた拳銃を地に落とした。

「…誰だ!!?…チッ…」

殺し屋は自分の拳銃を拾い、この場から去って行った…

「…ど、どういう事だ…」

稲本は理解出来ないでいた。

「…ご苦労様、女殺し屋さん。」

ジョーは殺し屋のいた草むらから少し離れた所に声を掛けた。

「…ガサガサ…」

「…フフッ、これで良かったのかしら?未遂探偵J?」

「…あぁ、助かったよ。アンタのおかげで。」

稲本はキョトンとしながら…

< 145 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop