未遂探偵Ｊ

「…アナタに興味が湧いちゃっただけ…」

「…」

「…ダメかしら？」

「ダメだ…」

ジョーは即答した。

「…助手の方が羨ましいわね…暗殺してやりたいわ…」

「…してもいいが、その時はオレがアイツを守るだけだ。」

「…あ～ぁ、付け入る隙無しか…じゃあ、邪魔者はドロンするか…」

「…またいつでも会えるさ。…ほら、受け取ってくれ。」

ジョーは茶封筒に入った札束を渡した。