未遂探偵J
「…ん?あぁ…ちょっと刺さり所が良くないかもな…あのさ…悪いけど、この番号にTELしてくれない?知り合いの病院の番号だから…」

そう言いながら冴子に手帳を見せたままジョーは倒れて気を失ってしまった…

「…ジェ、Jさん…」

「…ザァァーッ…」

雨はひときわ強くなりジョーと冴子に冷たく降りしきりジョーの腹部からは赤い血が雨と共に地面に流れていた…

その日の雨は止む事はなかった…
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