未遂探偵J
「あれ?由里さんと永山くんは?」

ジョーは博美に聞くと…

「あぁ、由里と永山くんですか?もうすぐ来るはずですよ。永山くんがネボスケの由里を起こしに行ってるとこなので。」

「…ザッザッザッ…」

「ほら、帰って来たみたいですよ♪」

「…ガチャッ!!」

勢いよくドアが開いた。永山は息をきらしながら…

「…ハァハァハァ…由、由里が!由里が!!」

ジョーは急いでコテージを出て由里のコテージへと向かった。それを冴子達は追い掛けた。

ジョー達はコテージに着きドアを開けようとしたが鍵が掛かっていて開かない。永山は窓から中を覗くようにうながした。すると、そこには…

「…こ、これは!?」

見るも無惨にベッドが血の海と化していた…。

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