未遂探偵J
「…なるほど…つまり昨日殺人が起こったと思われる夜中にアリバイがあったのは博美さんと弥生さん…あと、オレが確認していた上では眠りに就いていた冴子には犯行が無理だったということだ。すなわち…」
ジョーは煙草に火を点けながら…
「…オレと未樹さん、永山くん、木村くんには犯行が可能だったって事になる…」
コテージ内は冷たい視線が再び飛び交った。もはや、友達同士の目ではなくなっている。
「もうっ!また嫌な空気が流れてるよ!」
冴子は場の冷たさをなんとかしようとみんなに訴えかける。…ジョーはとりあえず冴子にみんなをコテージから出さないように指示して自分は由里のコテージへと向かった。
ジョーは煙草に火を点けながら…
「…オレと未樹さん、永山くん、木村くんには犯行が可能だったって事になる…」
コテージ内は冷たい視線が再び飛び交った。もはや、友達同士の目ではなくなっている。
「もうっ!また嫌な空気が流れてるよ!」
冴子は場の冷たさをなんとかしようとみんなに訴えかける。…ジョーはとりあえず冴子にみんなをコテージから出さないように指示して自分は由里のコテージへと向かった。