鬼畜なMy執事~エンジェル~
気配を感じて立ち上がり掛けた私に、お嬢様が言いました。


「待ちなさいよ。いっ行かないでっ」


おや?


その表情。


グッと来ますねぇ。



「はい。それがお嬢様のお望みとあらば。」

「…意地悪。」


「私には最高の誉め言葉ですね?お嬢様。」

それから、先生が直ぐにやって来て。


お嬢様を診察して、直ぐに帰って行かれました。
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